結婚したくないという女性がこのところ増えています。
「結婚できない」のではなく積極的に「結婚したくない」のです。
この記事では女性が「結婚したくない」よくある理由を確認したうえで、それでもやっぱり結婚しなければ味わえない幸せもあるということを説明します。
結婚したくない女性が増えている その理由は?
晩婚化が言われるようになって久しい日本です。
国勢調査によると29代後半の女性の未婚率は61.3%、30代前半で34.6%、30代後半で23.9%だそうです。
この中には結婚するつもりで婚活している人もいますが、結婚するつもりがない“結婚したくない”女性もかなり含まれています。
ここではまず、そんな女性たちの“結婚したくない”よくある主な理由を確認しておきます。
一人が気楽
独身一人暮らしが長くなると誰に気兼ねすることもない気楽なマイペースな生活に浸ってしまうことになります。
一人が楽、一人でも不自由がないといった理由で、あえて結婚を望まない女性もいます。
自分の時間とお金を自由に使いたい
上の理由と似ていますが、もう一歩進んで自分の時間やお金をちゃんと確保したいために結婚しないことを選ぶ女性もいます。
結婚して夫婦で一つの財布になってしまうこともありますし、夫婦でいっしょに行動することも多くなるでしょう。
趣味や旅行、買い物などに自由に使っていた時間やお金も結婚してしまえばそうもいかなくなるのです。
経済的に不安
付き合ってる彼の経済力に不安があると、女性側としては結婚したくないという判断になることがあります。
また今はなんとかなりそうでも、その後の子育てなどにかかる費用を考えて結婚しないことを選ぶ女性もいます。
結婚することが幸せと思えない
彼のことが好きだとしても結婚していっしょに暮らすとか、一生いっしょに生きていくことに気持ち的に抵抗があるという人もいます。
まだ彼との恋愛を楽しんでいたいということでしょうか。
自立している
仕事で充実している女性に多い理由です。
経済的にも精神的にも十分に自立していて結婚の必要を感じないんですね。
実家の生活が快適
実家暮らしが長い女性に多い理由です。
実家にいれば話し相手に困りませんし、掃除、洗濯などの家事や食事の用意なども、ほとんど自分でする必要がありません。
でも今の日本では結婚すれば家事の多くが女性の肩にかかってくるのが現状です。
せっかくの楽で快適な生活を簡単には手放せないですね。
一人の男性に縛られたくない
まだしばらくは恋愛を楽しみたい女性や、特定の一人の男性に縛られたくないと考える女性は、結婚しない選択をします。
時が来れば考えも変わるかもしれませんが、今は結婚を考えるタイミングではないということですね。
人間関係が面倒
結婚は“家と家”という面もありますので、結婚すれば相手の親や兄弟、そして親戚にまで一気に人間関係が広がります。
冠婚葬祭をはじめ折々に適切なお付き合いをしなければなりません。
このような人間関係が面倒、煩わしいと感じる女性は結婚を望みません。
名字を変えたくない
生まれてからずっと付き合ってきた名字を変えたくないという純粋な理由もあります。
あるいは名字が変わることによる仕事上や生活上の不都合を理由にする女性もいます。
今では結婚しても独身時代の名字を引き続き名乗れる会社もありますし、男性の側が名字を変えることもできます。
しかしそんな配慮をしてくれる会社ばかりではないですし、結婚すれば女性が男性の名字に合わせることが多いですから悩むところです。
子どもを持ちたいと思わない
とくに子どもを持ちたいという気持ちがない女性にとっては、結婚の意味がほとんど無いに等しいのかも知れません。
結婚して子どものいる夫婦が生活していくうえで最も多くの時間、エネルギー、お金を必要とするのは恐らく“子育て”ですので、確かにうなずける理由です。
結婚することが面倒
少し消極的な理由ですが、とくに結婚したいと思わない、結婚する必要を感じない女性も多いです。
そういう女性にとっては結婚は、ただ面倒なだけのことなのでしょう。
結婚しないことによるメリット・デメリット
結婚したくない理由があって結婚しないのはもちろん自由ですが、それによるメリットと共にデメリットもあります。
結婚しないメリット
結婚しないメリットは簡単で、上にたくさん書いた“結婚したくない”理由が解消されます。
自分の時間やお金を誰に気兼ねすることもなく自由に使えますし、一人で自由で気ままに暮らすことができます。
結婚しないデメリット
結婚しないことによるデメリットは次のようなことです。
- 孤独感
- 世間体がよくない
- 経済的に非効率
- 病気や事故のときに不便
- 子ども関係の手続きが不便
孤独感
“孤独”“寂しい”という感覚はどうしても付きまといます。
なにか楽しいことがあったり旅行などに行っても、それを経験するのは自分一人だけという孤独感を感じることになります。
また歳を取って気持ちや身体が弱ってきたときには、傍らに誰もいない自分一人だけの孤独感と共に不安感も抱くことになりそうです。
周りの友人、知人に既婚者が多いと、とくに感じるようです。
世間体がよくない
昔から日本では結婚するのが当たり前で“結婚して一人前”と言われてきました。
かなり個人の自由が認められる世の中になったとはいえ今の日本でもこの風潮は残っています。
ある程度の年齢になっても結婚しない人は“性格か身体に何か問題があるのでは?”と周りから変な目で見られがちです。
経済的に非効率
今の日本では家族や世帯を1つの単位として税金や健康保険などの制度が作られていますし、会社員であれば家族手当が付く会社も多いです。
ですから結婚してもいい相手がいるのであれば結婚した方が税金や健康保険料は安くなりますし、会社員なら手当類が多くもらえます。
また税金の一部は教育費や保育園など子ども関連にも使われますが、独身で子どもを持たないままだと、その恩恵を受けることができません。
病気や事故のときに不便
病気になったり事故に遭った場合、独身一人暮らしであれば、つらくても自分一人で医者に行ったり事故対応をする必要があります。
逆にパートナーが病院に行くことになった場合、結婚していないと付き添いができないこともありますし、手術に同意するサインもできない場合があります。
子ども関係の手続きが煩わしい
結婚せずにシングルマザーで子どもを持つ場合もあると思います。
すると子どもが検診、保育園、幼稚園から小学校、中学校など、何か事務的な手続きをするたびに事情の説明が必要になることが多く煩わしいです。
結婚の一番の幸せはありきたりだけど“子ども”
既婚者の女性に、結婚して得られる一番の幸せを聞くと“子ども”と答える女性が多いです。
上にも書きましたように子育ては、とても多くの時間やお金、エネルギーを必要とします。
はっきり言って、とくに子供が小さいうちは大変です。
しかしこれらを補って余りあるぐらいの喜びを子どもは与えてくれます。
小さな命を授かって、その子を育てて社会に送り出すまでを自分たち夫婦に預からせてもらえるのはとても大きな喜びであり幸せを感じるものです。
身近に子育てをしている知人がいる人は分かると思いますが、とくに女性は“子どもがすべて”というぐらい子育てに入り込みます。
子どもが成長して巣立った後になって振り返ってみると、子育てしていたときが、まさに夫婦にとっての青春時代だったとも思えるほどです。
“結婚したくない”女性に書いてもムダかもしれませんが、子育てをしている女性にとって子どもとはそういうものだということを覚えておいてください。
もし結婚を具体的にイメージできていないのなら
“結婚したくない”と思うのは人それぞれの理由がありますが、結婚を恋愛の延長としてとらえてしまっている可能性もあります。
下の記事も一読してみてください。
⇒ 結婚と恋愛はココは違う!5つの違い & 結婚の良いところ4つ
まとめ
さまざまな理由で“結婚したくない”と考える女性が増えています。
昔と違って今は女性も自由に生き方を選べる時代になってきた証拠でもあります。
もちろん何が正解といったものはなく人それぞれです。
結婚して初めて知る幸せもあります。
そのうえで周りからのプレッシャーに安易に妥協しないで、自分の生きたい生き方を進んでいっていただければと思います。
少し結婚についても考えてみようと思ったら
「ひょっとして結婚するのもイイかもしれない」と思ったら、まずは結婚相手と思える男性に巡り合わなくてはなりません。
男性との出会いのキッカケを増やすには下の記事が参考になります。
⇒ 結婚相手がいない女性が1年以内にプロポーズされる!5つの作戦を同時進行!
⇒ 結婚相談所を無料で使う婚活の戦略は3つ! あなたはどのパターン?